毎日毎日、医者と患者の板挟み、鳴り止まないナースコールとアラーム音、御局の機嫌に一喜一憂。
そんな看護師さん、いっつもほんとお疲れ様です！！！
看護師として働いていると、「何のために看護師してる？」「このままでいいのかな？」とふと立ち止まる瞬間がありますよね。
今の職場に不満があるわけではないけれど、もっと良い環境があるかもしれない。あるいは、夜勤続きや人間関係のストレスで心身ともに限界…そんな理由から転職を考える看護師さんは実はとても多いんです。
しかし、いざ転職しようと思っても「何から始めればいいの？」「転職先の選び方って？」「失敗したくない！」といった不安も尽きませんよね。
この記事では、そんなあなたのために看護師として転職に成功した私が「転職の成功パターン」や「具体的な進め方」、「おすすめの転職サイト」まで、わかりやすくまとめてご紹介します。
情報が多くて何を信じればいいかわからない…そんなモヤモヤをスッキリ解消し、自分にピッタリの職場に出会えるよう、ぜひ最後まで読んでみてください！
看護師が転職を考える主な理由
看護師の転職理由は人それぞれですが、大きく分けると「労働条件の不満」「キャリアアップの意欲」「人間関係のストレス」といった3つのポイントに集約されます。ここでは、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
労働条件の改善を求めて
「夜勤が多くて体がつらい…」「残業が当たり前で自分の時間がない」「もっと給料がよければ…」
こうした理由で転職を考える看護師さんは非常に多いです。
私が転職を決めたのは、コレです。
看護師手当もなければ、役割が増え責任が大きくなるだけで給料は増えなかったから。
特に30代〜40代のママさん看護師は、結婚や出産、育児といったライフイベントが重なり、働き方を見直すタイミングでもあります。
日勤中心の職場や、残業の少ないクリニック、子育てに理解のある訪問看護ステーションなど、自分のライフスタイルに合った環境を求めて転職するケースが多く見られます。
また、地域や施設によっては給与水準に差があるため、同じような業務内容でも年収アップが狙える場合も。
「せっかく働くなら、より納得のいく条件で働きたい」――これは誰しもが思うことですよね。
キャリアアップや専門性の追求
「今の職場ではこれ以上成長できない気がする」「もっと専門的な分野に挑戦したい」
こうした前向きな理由で転職を考える方も多くいらっしゃいます。
例えば、急性期病棟から緩和ケア病棟への転職や、認定看護師・専門看護師の資格取得を見据えた転職などが該当します。
また、今後需要が高まる「訪問看護」や「ホスピス」「精神科分野」など、将来性のあるフィールドへシフトする動きも増えてきています。この分野は需要がある分、国からの手当が多いため給料も良いです。
このように、転職をキャリアのステップアップとして捉え、「学びながら働ける環境」を求める動きは、特に20代後半〜30代前半の看護師さんに多い傾向があります。
職場の人間関係や環境の問題
看護師の転職理由として、非常に多く聞かれるのが「人間関係」の悩みです。
看護の現場はチームで動くため、人間関係がうまくいかないとストレスは大きくなりますよね。
「先輩に毎日詰められてメンタルが限界…」「師長との相性が悪くて居心地が悪い」など、精神的な負担が転職の引き金になることも少なくありません。
また、「教育体制が整っていない」「新人いじめが横行している」といった環境の問題も理由になります。
このようなケースでは、「働きやすい職場文化」を重視した転職先選びがカギとなります。
口コミサイトや転職エージェントをうまく活用して、内情をリサーチすることが大切です。
御局の機嫌取りや中堅ゆえに多方面で板挟みになって疲れましたね、、、、（汗）
転職活動を始める前の自己分析
転職を成功させるために最も重要なのが「自己分析」です。
なぜ転職したいのか、どんな働き方をしたいのか、自分自身をよく知ることが、満足のいく転職への第一歩になります。
ここでは、転職前に見直しておきたい2つのポイントを紹介します。
現在の職場に対する満足度の評価
まずは、今の職場の「何に満足していて」「何に不満を感じているのか」を整理してみましょう。
以下のような項目を紙に書き出して、○×や点数をつけてみると、自分の気持ちが可視化されやすくなります。
- 給与や賞与
- 勤務時間とシフトの柔軟性
- 人間関係
- 教育・研修制度
- 休暇の取りやすさ
- 通勤距離や立地
- 看護観や価値観との一致
「人間関係はいいけど、夜勤が多すぎる」「待遇は悪くないけど、やりがいが感じられない」といったように、具体的に見えてくるはずです。
この作業を通じて、「転職しなくても改善できること」と「環境を変えないと解決できないこと」が明確になります。
自身のキャリア目標と価値観の整理
次に、自分がどんな看護師になりたいのか、今後どんな働き方をしていきたいのか、将来像を描いてみましょう。
以下のような質問に答えてみると、自分の軸が整理できます。
- 今後、どんなスキルを身につけたい？
- どの年代の患者さんと関わるのが得意？
- 急性期・慢性期・在宅など、どんな分野に興味がある？
- ワークライフバランスをどう保ちたい？
- チームで働くのが好き？ それとも自立して働きたい？
目的がはっきりすれば、求人選びの軸もブレにくくなり、転職後の満足度も高まりますよ。
こうした価値観をはっきりさせることで、
「ただ辞めたいから転職する」▶「○○のために転職する」
という明確な目的になる。
このように、自己分析は「転職すべきかどうか」「どんな職場が合うか」を知るための大事なプロセスです。
焦って転職活動を始める前に、ぜひじっくり時間をかけて自分自身を見つめ直してみてくださいね。
看護師向け転職サイトの活用方法
看護師の転職活動において、転職サイトや転職エージェントは非常に心強い味方になります。
とはいえ、「たくさんありすぎて違いがわからない」「どれを使えばいいの？」という声もよく聞きます。
ここでは、看護師向け転職サイトの上手な活用法について詳しくご紹介します。
転職サイトの選び方と特徴
看護師向けの転職サイトには、それぞれ強みや特徴があります。
大手から専門特化型まで、目的に応じて使い分けるのがポイントです。
以下は代表的な選び方の基準です：
- 求人数が多いか：幅広い選択肢から探したい人向け
- 地域密着型か：地元で働きたい人やUターン転職希望者に◎
- 非公開求人があるか：好条件のレア案件を狙いたい場合に有利
- サポート体制が充実しているか：履歴書添削や面接対策を希望する方に最適
- 口コミや評判が良いか：実際に使った看護師の声は参考になります
たとえば「看護roo!」は教育体制の整った求人が多く、「ナース専科（旧・ナース人材バンク）」は地方求人にも強い傾向があります。
一方で「レバウェル看護（旧・看護のお仕事）」はサポートが手厚く、初めての転職にも安心です。
レバウェル看護はこちら。
ナース専科はこちら。
看護roo!はこちら。
私は「レバウェル看護（旧・看護のお仕事）」で転職しました！
複数登録して比較するのも、失敗しない転職には有効な手段ですよ。
転職エージェントとの上手な付き合い方
転職エージェントは、ただ求人を紹介してくれるだけでなく、あなたの希望に合った職場を「探してくれる」パートナーです。
とはいえ、エージェントといい関係を築くには、ちょっとしたコツがあります。
【1】希望条件は遠慮なく伝える
「年収を上げたい」「夜勤なしがいい」「人間関係の良い職場がいい」など、自分の希望は正直に伝えましょう。
曖昧にすると、ミスマッチの求人を紹介されることがあります。
「こんなこといったらワガママかな？」と思わず、思い切って希望を伝えましょう！
私は、提案した希望はこんな感じです。
・副業ができる
・年収は下げず、身体の負担減らしたい！（急性期じゃないとこ）
・母体がしっかりしている
・福利厚生充実
・見込み残業がない
・残業少ない
・患者（利用者）さんとしっかり向き合える。そのための業務体制が安定している
・休みがちゃんと取れる
結構、ワガママいいましたが希望通りの転職先を探してくれました！参考までに！
参考までに！
【2】レスポンスは早めに返す
エージェントも限られた時間で対応しているため、連絡にはなるべく早く応じると、良い案件を優先的に紹介してくれることも。
【3】複数エージェントを比較する
エージェントごとに持っている求人が違うため、2〜3社併用することで選択肢が広がります。
ただし、それぞれに同じ情報を伝えておくとスムーズです。
また、どのエージェントが「自分の希望に寄り添ってくれるか？」見極めることもできます！
【4】断りたい求人はきっぱり断る
遠慮して曖昧にしていると、希望に合わない案件を何度も紹介される原因になります。
転職サイトやエージェントをうまく活用できれば、効率的かつ自分に合った転職活動が進められます。
無料で利用できるサービスばかりなので、まずは気になるところに登録して情報収集から始めてみましょう！
担当者によるかもしれませんが、「レバウェル看護」の方が一番二人三脚って感じで、私にあう転職先を探して下さいました！
転職活動のステップと成功のポイント
看護師の転職は、準備から実行までにいくつかのステップがあります。
何となく動き出すのではなく、段階をしっかり踏むことで、より満足のいく結果が得られます。
ここでは、転職活動の基本的な流れと、それぞれの段階で気をつけたいポイントを解説します。
履歴書・職務経歴書の作成と注意点
まず最初に行うべきは、「履歴書」と「職務経歴書」の準備です。
看護師の場合、医療現場での経験が非常に重視されるため、職務経歴書の内容が合否を左右することも珍しくありません。
書く際のポイントはこちら：
希望勤務形態や希望科目も記載
夜勤の可否や希望する診療科がある場合は、あらかじめ書いておくと選考がスムーズです。
履歴書は丁寧に、正確に
手書きが指定されていなければPC作成でもOK。誤字脱字はNGです。
手書きのほうが、意欲が伝わりやすいかも。
志望動機は施設ごとにアレンジする
使い回しの文章ではなく、その病院や施設に惹かれた理由を具体的に書きましょう。
その病院や施設の理念、目指していることに共感すると⭕️
それをもとに「自分はどうなりたいか」「何をしたいか」を付け加える。
職務経歴書では経験を具体的に
どの科で、どんな業務をしてきたのか、数字や事例を交えて書くと説得力がアップします。
例：「急性期病棟で8年間勤務。平均14名の受け持ち患者を担当。新人教育にも従事。」
面接対策と自己PRのコツ
書類選考を突破したら、いよいよ面接です。
看護師の転職面接では、スキルや経験に加えて「人柄」や「協調性」が重視されます。
よくある質問とその意図を知っておくと安心：
- 「転職理由を教えてください」
→前職の悪口は避けて、「スキルアップを目指して」「働き方を見直したい」と前向きな理由を。 - 「志望動機は？」
→その施設の理念や特徴を調べて、「ここで○○な看護を学びたい」と伝えると好印象。 - 「あなたの強みは？」
→自分の経験に基づいた具体例と共に。たとえば「冷静な判断力でトラブル対応が得意です」。
面接時のチェックポイント：
- 清潔感のある服装と髪型（私服指定でもビジネスカジュアルが基本）
- 笑顔とアイコンタクトを忘れずに
- 相手の話をよく聞き、簡潔に答える
事前に模擬面接をしたり、エージェントと練習するのも効果的です。
転職時の注意点と失敗しないためのアドバイス
最後に、転職活動を進めるうえでの注意点をご紹介します。
- 情報を鵜呑みにしない
求人票に書かれている内容だけで判断せず、現場の雰囲気や残業実態など、口コミや面談で確認を。 - タイミングを見極める
看護師の転職は「年度末（3月）」や「夏（6月〜8月）」が多く求人が出る時期。
余裕を持って2〜3ヶ月前から動き出すのがおすすめです。 - 焦って決めない
早く辞めたい気持ちがあっても、内定が出たからといって即決はNG。
複数社を比較し、自分に合うかどうかを冷静に判断しましょう。 - 内定後の条件確認をしっかりと
給与、勤務時間、休日日数など、最終的な雇用契約内容を確認し、不明点は必ず質問を。
転職活動は、自分の人生をより良くするための大切なステップです。
正しい手順を踏んで、納得のいく転職を目指しましょう！
転職成功事例の紹介
実際に転職を経験した看護師たちのリアルな声は、とても参考になりますよね。
ここでは、労働条件の改善、キャリアアップ、人間関係の改善という3つのテーマごとに、成功した転職事例をご紹介します。
労働条件の改善に成功したケース
Aさん（30代・正看護師・総合病院→訪問看護）
Aさんは急性期病棟で夜勤の多いシフトに疲れを感じていました。
また、結婚を機に生活リズムを整えたいという希望から、日勤のみの働き方を目指して転職活動を開始。
転職サイトを活用し、担当エージェントと相談しながら「訪問看護ステーション」へ転職。
現在は土日休みで、定時に帰れる生活を実現。年収も若干アップし、プライベートも充実しているそうです。
「転職前は不安もありましたが、思い切って環境を変えて本当によかったです！」
専門分野でのキャリアアップを実現したケース
Bさん（20代後半・認定看護師志望・一般病院→がん専門病院）
一般病院での経験を経て、「がん看護の専門性を高めたい」と考えていたBさん。
認定看護師の資格取得を目指すため、教育制度が整っている専門病院への転職を希望していました。
複数の病院を比較し、実際に病院見学も行ったうえで、がん専門病院に転職。
プリセプター制度や研修プログラムが充実しており、現在はスキルアップに励んでいるそうです。
「キャリアプランに沿った転職ができ、今は目標に向かって前向きに進めています！」
人間関係の悩みを解消した転職事例
Cさん（40代・准看護師・老健施設→クリニック）
以前の職場では、パワハラまがいの言動を繰り返す上司がいたり、チーム内の空気もピリピリ。
毎日ストレスを抱えながら働く日々に限界を感じ、転職を決意。
複数の転職エージェントに相談し、「アットホームな雰囲気が魅力」の個人クリニックへ転職。
看護師同士の助け合いが自然にできる職場で、今では仕事に行くのが楽しみになっているそうです。
「転職でこんなに気持ちが変わるなんて…今の職場が本当に大好きです！」
これらの成功事例からわかるように、「転職＝逃げ」ではなく「前向きな選択肢」として捉えることで、人生が大きく変わる可能性があります。
自分の理想の働き方や職場をイメージしながら、ぜひ一歩を踏み出してみてくださいね。
まとめ
看護師の転職は、ただ職場を変えるだけではなく、「自分らしく働ける場所」を見つけるための大切なステップです。
働くうえで大切にしたいことは人それぞれ。
給与や待遇、勤務時間、キャリアアップ、人間関係…何を優先したいかを明確にし、自分に合った職場を見つけることが転職成功のカギになります。
今回ご紹介した内容を参考に、
- なぜ転職したいのか（自己分析）
- どんな職場が理想か（希望条件の整理）
- どうやって探すか（転職サイトやエージェントの活用）
- どう行動するか（履歴書・面接・比較検討）
これらを丁寧に進めていくことで、あなたにぴったりの転職先にきっと出会えるはずです。
焦らず、でも前向きに。
自分自身の可能性を広げる転職活動を、ぜひ楽しみながら取り組んでくださいね！
看護師の転職は、慎重な自己分析と計画的な行動が成功の鍵となります。本記事で紹介したポイントや事例を参考に、自身にとって最適なキャリアを築いていきましょう！
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