給料日まであと数日あるなのに、お金がない
友だちと旅行に行きたいのに、お金が足りるか不安
みなさんは、こんな経験ありませんか?
物価の高騰、生活用品や食費の値上がり、円高で気軽に外食や旅行も躊躇する日々
「節約しなきゃ!」と思っているのに、いつの間にか手元がさみしいってことも。
だけど、生活の質を高めて、日々のストレスを発散するためにもお金のことは気にせずに友だちとご飯に行ったり旅行に行ったりと、楽しみたいですよね。
この記事は、「もっと贅沢をしたいけど貯金もしたい」「節約しながら楽しみたい」という方へ無理せず娯楽費を抑えて貯金を増やす方法を紹介します。
大幅な節約になる固定費の節約方法も気になる方は下記の記事もご覧ください⇩
そもそも娯楽費ってなに?
娯楽費とは、友だちとのランチやコスメを買うといった趣味や遊びに使う費用のことです。娯楽費は、生きていく中で必ずしも必要とは限りませんが、ストレス発散したり人生を楽しんだりと、生活の質を豊かにする出費です。
娯楽費の内容は人によってさまざまですが、この記事では「交際費」「外食費」「被服費」を中心に取り扱っていきたいと思います。
娯楽費の目安ってあるの?
家計を管理する上で、アメリカの議員エリザベス・ウォーレン氏が提唱した家計の黄金比率があり、それが以下の通りです⇩
生活必需品:贅沢費:貯蓄費=50%:30%:20%
ここでは、贅沢費が今回のテーマである娯楽費に該当します。なので、手取りの30%が娯楽費の目安です。月収別に算出したので、ご参照ください⇩
月収 | 黄金比 | ||
15万 | 45,000 | ||
20万 | 60,000 | ||
25万 | 75,000 | ||
30万 | 90,000 | ||
35万 | 105,000 |
娯楽費の目安の範囲内で、友だちとのランチに月いくら使うか、趣味にどのくらい使うかを考えてみましょう!
【娯楽費がかさむ】お金が消えていくNG行動!
「節約しているつもりなのに、なぜかお金が減っていく」
それは、あなたの何気ない行動に原因があるかもしてません。
娯楽費がなくなるNG 行動を紹介するので、心当たりがないか見てみましょう。
支出を把握していない
給料が入ると嬉しくて金額を見てしまいますよね。
けれども、自分が「いつ」「何に」いくら支払っているか知っていますか?
意識して支出を減らしても、収入が支出より少なければ、赤字です。
つまり収入だけでなく支出も把握しておくことも大切なのです。支出を知ることで、いつの間にかお金がなくなっていた状況から脱出できます。
まずは、固定費も含め自分が娯楽費をどのくらい使っているか現状を整理しましょう。
クレジットカードに頼り過ぎている
娯楽費として何か買い物をするとき、クレジットカードを使うかと思います。
キャッシュレス化の現代社会ではピッとカード1枚をかざすだけで、なんでも購入できてしまうから便利ですよね。
しかし、クレジットカード決済で月にどのくらい支払っているのか知っていますか?毎月末に、明細が届いて「え!こんなに!?」という方もあるでしょう。
一概にクレジットカードを使うことが悪いわけではありません。ですが、現金と違い目に見えてお金が減っているか把握しにくいため、意識的に抑える必要があるでしょう。
目的もなくお店に立ち寄る
ちょっと時間があるからウィンドウショッピングする時があると思います。
その時に「あれ可愛いな」「お得販売してる!」と思い、いつの間にか購入している。それはもはやショッピングです。
また、割引や限定といったお得感や希少性から「こんなチャンスはないぞ」という損失回避の心理が働きます。いざ買ったら「使わなかった」「なんで買ったのだろう」という経験があるはずです。
世の中には購買意欲を掻き立てるものが溢れているので、自分をコントロールすることも必要ですね。
今日から変わろう!【娯楽費の抑える方法を伝授】
自由に使える娯楽費が減っていくNG行動を紹介しましたが、いかがでしたか?
節約しないとわかっていても、我慢しすぎるとストレスになるため、難しいですよね。
娯楽費の中でも使用頻度が高い「交際費」「外食費」「被服費」を抑えるコツと私が実際にして効果があった節約方法をお伝えします!
交際費を抑える方法
交際費を抑えるのに、友だちの誘いを断ることは今後の関係性に影響するのではないかと不安になりますよね。相手との関係性を維持しつつ、交際費を抑える方法を説明します。
回数・限度額を決める
飲み会や食事会の回数が多いと、万単位の支出になります。
まずは、飲み会は月1回まで、友だちとランチは2回までと回数を決め、月々の金額を決める。
場所によっては、安くランチを食べられる場所もあります。
会社の付き合いでやむを得ない場合は、
「クーポンを使用する」「1次会で済ませる」「会費制にする」など工夫してみましょう。
代替を提案する
交際費に費やせる金額が足りない場合、友だちの誘いを断るのは気が引けますよね。
その時は、来月に予定を調整するなど代替日を提案してみては?
そうすれば、相手にも嫌な思いをさせずに済むでしょう。互いをよく知った関係性であれば、「節約していて予算オーバーしちゃうから来月はどう?」と素直に伝えてみるといいでしょう。
また、外食するのでなく自宅でホームパーティーに変更すれば、違った楽しさもあり食費も割り勘できるので、節約につながります。
外食を抑える方法
仕事の休憩中にお店で昼食を食べたり、コンビニで買ったりすることも多いでしょう。コンビニで購入した場合、約1000円/回かかります。お昼は外食している週5回勤務の人の場合、1ヶ月で約3万近くの支出と大きな出費につながります。
外食を抑えることで、結果大きな節約になるのでその方法を紹介します。
お弁当・水筒を持ち歩く
外食費を抑える1番の方法は、お弁当と水筒を持ち歩くことです。
コンビニで購入した場合の出費は、1000円ちかくになりますが、自炊であれば数百円に収まります。
いきなりお弁当を毎日作ることは大変なので、週2回からお弁当を作ることから始め、安いお惣菜を活用しながら少しずつ慣れていきましょう。
ちなみに、私は当日でなく前日にお弁当を作り置きしています。冷蔵庫に保管すれば、夏場でも問題はありません。
自炊する
お弁当を持参するのと同様に自炊することで夕食代も抑えられます。
いまでは、ネットで検索すれば簡単にできるレシピが見つかるので、この機会に料理にチャレンジしてもいいでしょう。
また、料理ができる男性は将来的に家事を分担できる想像ができ魅力的に感じられ、女性なら家庭的で女子力高めに映りやすいので、モテ効果もあるかもしれませんよ。
被服費を抑える方法
ファッションに対する考えで支出額は異なりますが、季節によって必要な洋服の種類が違うため必然的に生じる費用になります。
ファッションが好きな人にとっては、大きな出費となると思います。
被服費を抑える方法を紹介します。
1日時間を置いて考える
その時は欲しいと思い購入しても、自宅に帰って着たらイメージと違ったり、サイズが合わなかった経験はありませんか?いつしか1度も袖を通さず、タンスの奥に眠っているなんてことも。
洋服を選ぶ際に、必ず試着しましょう。そして大事なのが、その場で買わず自宅で考えること。
本当に自分にとって必要な服なのか、見極めた上で購入することが大切です。気持ちを落ち着かせ、冷静になることで、不要なものを買わずに済みます。
フリマアプリで確認する
購入に悩んだ服は、フリマアプリで同じものや似たようなものが安く出品されていないかチェックしてみるのもおすすめです。存外、「買ったけどサイズが合わなかった」「イメージと違った」という理由で、安く出品されていることがよくあります。
着用後の場合が多いので写真などで状態をしっかりとチェックする必要はありますが、良いものが購入できれば大幅な節約になります。
筆者がおすすめする節約方法
私も以前は、収入より支出が上回ってしまい好きなことができず、貯金の代わりにストレスが溜まる日々が続いていました。そんな日々に嫌気が差し、さまざまな節約方法にチャレンジ。
その中から、目に見えて支出が把握でき、かつ娯楽費の管理がしやすい方法をお伝えします!
クレジットカードの代わりに電子マネーを使用する
クレジットカードは便利ですが、お金の流れが目に見えないため使いすぎてしまいます。そこで、私が実践した方法は、必要額をチャージして電子マネー決済すること。
私のメインカードは楽天カードを使用しており、楽天カード決済で楽天キャッシュに必要金額をチャージできます。そこから支払いをしていく方法です。即時に金額が引かれるため、残高が一目瞭然。
デビットカードも口座から即時引き落としですが、娯楽費用を含めた金額が口座に残っている場合、管理がしにくいです。また、電子マネーにチャージする方法を選んだ1番の理由は次の項目でお伝えします。
ポイントを有効活用する
社会人になってポイントを貯める大切さを身をもって痛感しました。
楽天カードは、楽天ポイントが貯まりやすい事でよく耳にするかと思います。
私が、楽天カードから楽天キャッシュにチャージする方法をとったのは、このポイントを貯めるためです。ポイントの還元率は以下の通りです。
- 楽天カードから楽天キャッシュへチャージ(0.5%還元)
- チャージでお支払い(1%還元)
- 楽天ペイアプリから支払い元を楽天キャッシュに設定し支払い→合計1.5%還元!
また、2024年6月4日以降から、楽天カードから楽天キャッシュへチャージせずとも、楽天キャッシュで決済すれば1.5%ポイント還元できるルールへ変更となります。楽天キャッシュへのチャージは、楽天銀行以外の口座と他のクレジットカードからも可能です。
2024年6月4日以降から、わざわざ楽天の銀行開設やクレジットカードを作らなくても1.5%ポイント還元が可能になるということですね!
他にも楽天はポイントがザクザク貯まるサービスが多いです。どうしてもコンビニのスイーツが食べたいときはポイント支払いで罪悪感なく購入しています。
楽天カードについては下記リンクから⇩
家計簿アプリを活用する
家計簿アプリならその場で即時に支出の登録ができます。支出を把握することで、何に多く使っているのかが把握できます。
また、クレジットカードを使用するときに、なににいくら決済したか月ごとに記録に残しています。クレジットカードの情報更新は、タイムリーではないので記録に残すことで使いすぎ防止ができます。
娯楽費を抑える上で注意するべきこと
娯楽費は、冒頭でも言ったように生きる上で必ずしも必要とは限りません。しかし、生活の質を高めて、日々のモチベーションを向上させ、人と良好な関係を築いていくためには必要不可欠な出費です。
過度に娯楽費を抑えすぎるとストレスとなり生活の質を下げてしまいます。自分にとって必要不可欠な娯楽費の項目はなにか考え優先順位をつけた上で、優先順位が低い項目から出費を抑えていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
少しでも娯楽費を抑えられるコツが掴めていただけたら嬉しいです。
娯楽費は、使い方によっては「無駄な出費」になりますが、無理がない予算内で上手くやりくりできれば、生活の質が向上でき、充実した日々が過ごせます。
まずは、今の収入と支出を把握し振り返っていきましょう。
たとえ数百円の節約だったとしても、継続すれば貯金額も増えていきます。
「塵も積もれば山となる」。無理せず気長に節約していきましょう!
ここまで見ていただきありがとうございました。
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